秘密な私の愛しき人

琉vs洸

[琉side]


穂樺がいなくて1週間が過ぎていた。



未だに穂樺とは話せていない。



しかも洸は穂樺に告るし…



「どうすっかな…」



俺はリビングで酒を寂しく飲んでいた。



辺りは少し散らかっている。



そういえば穂樺と結婚してから毎日片づけてくれてたから忘れてたけど、もともとこんな感じだっけ…



と穂樺の大切さを確認させられる。



ふと穂樺が恋しくなって俺は穂樺の部屋に入った。



穂樺の匂いがする…



でも本人は全然帰ってきていないから少し寂しい感じだ。



すると机に目が行った。



そこには倒れたままに写真立てがあった。



「確かこれって……」



俺はそれを手にとった。



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