秘密な私の愛しき人
「ありがとう!」



私は洸くんに叫んだ。



「私のことを好きになってくれて…私のこと支えてくれて

ありがとう…!」



本当にありがとう…



こらえられなくて私の頬に1粒の涙が流れた。



洸くんは何も言わず、手をあげて家から出て行った。



私は玄関にしゃがみ込んだ。



洸くんは大切な人だから…出来れば傷つけたくなかった…



琉ちゃんのことで悩んでいた私の側にいてくれたのも本当のこと。


気持ちが揺れなかったっていえば嘘になるけど…

それでも私は琉ちゃんなんだ。


やりきれない思いと感謝の気持ちが溢れた。














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