Love Step
「……んっ!……ぃ……や……」




抵抗の言葉を言った時、待っていたかのようにあきらの舌が入り込んだ。




「ん……ぐっ……!」




逃げようとする舌を執拗に求め、絡ませる。




いやっ!やめて!ゆきちゃんっ!助けてっ!




3年前のレイプ未遂事件が頭をよぎった。



あの時、抵抗して殴られた事を思い出し、恐怖で金縛りにあったように動けない。




杏梨の目から涙が溢れて目尻を伝わった。




ソファーに押し倒され、さらにあきらのキスは深くなる。




はだけたブラウスの下から右手が入り込み、女らしい膨らみをブラジャーの上からぎゅっと掴まれた。




「ひっ!」




「杏梨ちゃんが進んで身体を開いてくれれば痛くはしないよ?叫んでも無駄なのわかるよな?防音だし、店員には金を払って来ないように言ってあるから 抵抗すれば自分が痛い目にあうよ」




そう言うとブラウスのボタンを外し始めた。




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