To Heart


その時、告白した沙也加とは2年弱付き合った。

高校時代に何度かあった軽い付き合いとは違い、沙也加とは初めて真剣な付き合いをした。

付き合っていくうち、いつの間にか沙也加は僕の全てになり、ずっと一緒にいたいと思った。ずっと大事にして行くつもりだった。

しかし僕が就職し、仕事が忙しくてなかなか会えなくなると、段々沙也加が僕から離れて行くのを感じるようになった。

僕は沙也加の気持ちをどうにか繋ぎ止めようと、少しでも会えるように時間を作ったり、ついにはプロポーズまでした。

しかし、沙也加は

「啓太の気持ちは私には重すぎる」

と言って僕から去って行った。

沙也加に言わせると、僕の恋愛は真っ直ぐすぎて重いのだそうだ。

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