To Heart
必死に弁解しようとする僕をよそに、理央ちゃんは
「佐久間くん。ごめんね。ちょっと川口くんもらって行くわ♪」
と言って僕の腕を掴み、もう片方の手で僕の荷物を手に取ると、そのまま呆然としている僕の手を引き店の外へと連れ出した。
「え? なんで!? ダメだよ!佐久間の狙いは理央ちゃんだよ!」
焦る僕をよそに、理央ちゃんは
「大丈夫。私の友達が佐久間くん狙いだから」
全く気にする様子もなくそう言って
「久しぶりね、啓太くん」
と余裕の笑みを見せた。
佐久間に申し訳ないと思いながら、僕はなんだかワクワクしていた。
書道に初めて触れたときのような、なにか楽しいことが始まるような、あの感覚。
こんな再会があるなら、合コンも悪くない。
「佐久間くん。ごめんね。ちょっと川口くんもらって行くわ♪」
と言って僕の腕を掴み、もう片方の手で僕の荷物を手に取ると、そのまま呆然としている僕の手を引き店の外へと連れ出した。
「え? なんで!? ダメだよ!佐久間の狙いは理央ちゃんだよ!」
焦る僕をよそに、理央ちゃんは
「大丈夫。私の友達が佐久間くん狙いだから」
全く気にする様子もなくそう言って
「久しぶりね、啓太くん」
と余裕の笑みを見せた。
佐久間に申し訳ないと思いながら、僕はなんだかワクワクしていた。
書道に初めて触れたときのような、なにか楽しいことが始まるような、あの感覚。
こんな再会があるなら、合コンも悪くない。