翡翠の姫君



「すごいなエミリア!!!」



「おめでとう。」



セルトさんとティナさんが笑って言ってくれた。



「ありがとうございます!!」



そう答えた時



「ぅわっ!!!!」



机から立ち上がりこちらにやって来たレオに勢いよく抱き締められた。



「れれ、レオ!!!???」



びっくりして、思わず固まる。



「…ょかった………!!
……よかったな、エミリア!!!!」





凄く嬉しそうな声。


さらに強く抱き締められる。



「…おめでとう…」



そんなレオの言葉に、笑みがこぼれる。




「…ありがとう!!」




受かったことも嬉しいけど、それよりもレオが喜んでくれた方が嬉しい。




本当に受かって良かった。




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