翡翠の姫君



「そうですか…?」


「そうですかって…
他の者にも言われるだろう?」



少し首を傾げながら聞いてきた。



他の人か…


もう何日くらい街へ行ってないんだろう。




「…あまり街には行かないので…」


私は少し俯きながら答えた。







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