忘れられない人
凌に聞かれたが、地元で友達とご飯を食べることがほとんどなく、

大抵池袋に出てご飯・・・が多かったので、

「地元でご飯食べることがないから・・・わかんないや。」

と答えた。

「じゃあ、お好み焼きは?それでよかったら、会社のそばにあるんだよね。」

そして凌の言うお好み焼き屋に行くことになった。

そこは自分で作る形式になっており、テーブルには鉄板が一体型となっていた。

とりあえず、お互いに好きなものを一つずつ選び、注文する。

「中野、飲んでいいよ。オレは運転だから、飲めないけど。」

「いや、私もいいですよ。一人で飲んでもつまらないし。」

そして、飲み物はコーラとウーロン茶になった。

お好み焼きの生地が来ると、私が焼く係となった。

「料理は得意なの?」

「まったくできなくはないけど、家ではほとんどしないかな。お母さんがご飯作ってくれてるし、やるときがないもん。」

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