忘れられない人
「気持ちだけで十分です。ありがとう!」

「じゃあ、教習チケットでも買ってやるか。絶対、時間内に終わらないから追加で受けるはず。そん時はオレに言えよな。」

「頑張って時間内に終わらせますよーだ。」

そして買い物を済ませた私たちは、車に戻った。

予定していた買い物が終わったので、このまま送られて家に帰るんだろうなぁ・・・と私は思っていたのだが、

「飯、どうする?」

と、凌が聞いてきた。

「どこかで食べます?私、お礼にごちそうします。・・・とはいえ、その前に2回ともごちそうになってるんですけど。」

「いや、今日は待たせたし、オレが払うからいいんだけど・・・何食べようか。」

これで少し、凌といる時間が増えた。

「大山で、何かおいしい店ある?」

< 98 / 194 >

この作品をシェア

pagetop