運命
優太はきつく抱き返して頭を撫でてくれた

それが凄く嬉しくて安心して…涙をこれでもかと流した

ポタポタポタポタ…

「我慢すんなよ!強がんなよ!お前は一人じゃない!俺達が側にいるんだからよ!!泣きたい時は泣けよ!!」

優太は私の背中をさすりながら耳元でそう言った

「うわー…ん…っう゛ヒック …優太…卓くん…鈴子…ありがと……」

そう言った後鈴子と卓は頷き笑顔で微笑んだ

私は嬉しくて…優太に強く腕を回して無我夢中で泣いた

涙が尽きる位に………
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