運命
恐怖で震える身体・・・
立とうとしても立てないし歩けない。
周囲は誰も居なくて、静まり返ってる・・
不意に思い浮かぶのは優太の顔
今すぐ助けに来て欲しかった・・・
「優太・・・・助けて・・・」
涙を流して名前を呼んだ
来るはずが無いのに・・・
だけど、奇跡ってあるんだね。
名前を呼んだ時、
「花憐!!!居るんだろっ!?何処だ?返事しろ!!」
聞き覚えのある声が聞こえる。
しかも、私の名前を呼んでる・・