運命
混乱
翌日ー
「花憐、はよっ」
この前とは変わらず話しかけてくれた
「おはよう」
私は笑い返した
「優太~まってぇ!もぅ早いぃ」
その途端、突然優太の側に凪を含めた数人の女子が駆け寄ってきた
ドンッ!
「わぁっ危ないな~」
私は押されて尻餅ついて思わず口に出し、睨みつけた
「うわぁこわーぃ。優太ぁ元カノさんが睨んでくるぅ」
私が優太の元カノだと学校中の噂になってしまったらしく私の事を口々にそう言う
しかも次の彼女候補になりたいいっしんで女子達は馴れ馴れしく優太の腕や肩に手を置いてる女子もいる
「うるせー!近寄んなよ!うぜぇー。花憐行くぞ!」
優太は私の腕を掴んでへばり付く女子を振り払い押しのけた