君だけのもの
学校があっという間に終わって、得に何もないあたしは、日悠の家に帰った。
すると、携帯が鳴った。
「誰?……桜ちゃんだ。あ!!忘れてた…。」
まぁ、とりあえず出よう。
「もしもし?」
『陽奈ちゃん?今から行くねー。』
「…ごめん…今家にいなくて…」
『そうなの?じゃあ家に帰ったら連絡して。』
「うん。ごめんね!!」
あたしは急いで家へ走った。
でも、30分はかかる…。
ごめん!!桜ちゃん!!