桜の木の下で



「妹に抱きつくお兄ちゃんってどうよ」



苦笑してる先輩。



「悠太、優希に何かしてないだろなあ?」



お兄ちゃんが笑いながら先輩に聞いた。



「抱きついたり「わあああああーっ!!」



先輩が真面目な顔をして言ったので、慌てて止めた。



お兄ちゃんそんなん聞いたらなんて言うか…



おそるおそるお兄ちゃんを見た。



案の定顔がひきつっていた。



「だって優希ちゃん可愛いから」



「そ、そんなことは…っ!」



せ、先輩…今のお兄ちゃんに冗談通じませんよ…っ!?


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