俺の気持ち、君に届け。【ホワイトデー企画】


てか、そんなん出来てたんだ。


全然知らんかった。

妹に超されるとは…。


まあ、今はそんなんどうでも良くて。


「場所は何処なんだ?」


机の上のパソコンを開いて、インターネットでスケートリンクの場所を探した。


カチャカチャカチャ…ポンッ



「おっ、駅のすぐ近くじゃん。
学生1200円?
お手頃じゃねぇかよぉ~!!
おっしゃ~ぁ!!
決めるぜぇ~!」


そう叫んだ時だった。



ドカッ!!!



妹の部屋から、壁を蹴る音がした。


ふふん。


妹よ、兄ちゃん男見せるからな?


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