俺の気持ち、君に届け。【ホワイトデー企画】

ホワイトデー

遂にむかえたホワイトデー。


場所は昨日決めた、スケートリンク。


夏でもないのに、俺の目はギラギラしていた。


俺、ガッツいてると思われたらどうしよう。


それだけで、女はドン引き。


いけない、いけない。


今の俺にマイナス要素を盛り込んではいけない。


鏡の前で笑う練習。

と、その前に妹が見てないか確認。


「ドアよぉ~し。
窓よぉ~し。」


指差しで、妹がいないのを確認。


鏡の前で、爽やかな笑顔を作る。


「やっぱ、俺カッコイイ。」


おかん、イケメンに産んでくれて有難う。


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