好きと言えたなら…




――…


あの日から、滝沢君が時々、私のクラスに来るようになった。



驚いたことに滝沢君の彼女は、私と同じクラスの小谷(コタニ)さんだった。


小谷さんは可愛くて、しかも、クラスの男子からも人気で、噂によれば、クラスの大半は小谷さんのことが好きだという噂…。


なんで、よりによってこんなに可愛い、人気者の人と付き合いだしたんだろう。


こんな可愛い子には、どうやったって勝ち目ないよ…。




廊下では、滝沢君と小谷さんが楽しそうに話している。


滝沢君をたくさん見れるようになったのは嬉しい…
でも、それよりも悲しさの方が大きかった。





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