子羊ちゃんと王様
「あーーーーっっ」
俺は今学校の屋上にいる。
涼も隣にいる。
「ッ・・・お前、人が隣で寝てるときに叫ぶなよ」
俺と涼は授業をサボってここにいる。
まぁ前もこんなことがいっぱいあったな。
女に追いかけられて、
屋上へ逃げて、
そのままサボりってときもあったし。
俺はいいやつじゃない。
ヒロを守れるような男でもない。
「俺、どうしたらいいんだろうな」
「お前さぁ、ヒロちゃん泣かせるなよ」
涼に言われた。
かちんとした。
けれど、本当の事だった。