子羊ちゃんと王様



「あーーーーっっ」



俺は今学校の屋上にいる。



涼も隣にいる。



「ッ・・・お前、人が隣で寝てるときに叫ぶなよ」


俺と涼は授業をサボってここにいる。


まぁ前もこんなことがいっぱいあったな。




女に追いかけられて、

屋上へ逃げて、

そのままサボりってときもあったし。



俺はいいやつじゃない。


ヒロを守れるような男でもない。



「俺、どうしたらいいんだろうな」



「お前さぁ、ヒロちゃん泣かせるなよ」


涼に言われた。


かちんとした。


けれど、本当の事だった。



< 37 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop