不器用な先輩



「…先輩。」



私が嘆いた言葉は、いとも簡単にかき消される。



先輩は、一人で5人くらいを相手にしていた。



もう、すでに3人は倒れている。



先輩は、いつものように優しい表情なんてしてなくて、



そこには、見たことのないような恐ろしい顔をしていた。




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