不器用な先輩
もう、だめなんだろうか。
いじめられて、階段から突き落とされて、問題になって、面倒くさい女だと思われたのだろうか。
いや、もしかしたら、もう彼女じゃなかったのかも知れない。
先輩がこんなに私を拒絶してるのに、これで好きだと言われても嘘としか思えない。
もう、用なしの女なのか。
そう、考えるだけで、涙が溢れそうだった。
でも、ここで泣いたらもっと面倒くさい女に思われると思った私は、必死で耐えた。