恋人はトップアイドル
Rが有名になるにつれて、淋しさもあった。どんどん、遠くなってしまうような気がして。
でも、誰よりも、輝をすきでいる、という自信がある。
何も知らないけれど、こんなに私を夢中にさせてくれる人は、この人しかいない。
そんな、変な確信があった。
ご飯もきっともう冷めきってしまった頃、私はやっとそれを食べ始めた。
Rのバラエティーは、いつもRの特別ステージから始まって、そのあとは、メンバーたちが知らない土地へ行く企画だったり、ゲストを呼ぶ企画だったり、メンバーたちが別の仕事に挑戦する企画だったり、それらの映像を流し、見る、という感じだ。
でもこの企画に、あまり輝は出ない。多分個人の活動が忙しいからだ。
今日は悠と優太が、別の仕事に挑戦する企画だった。
優太は本当に18歳には見えないほど可愛らしくて、私はいつも癒されている。
番組も終盤に差し掛かった頃、悠がとあることを口にした。
「さて、今日も終わりに差し掛かってきましたが、ここで一つ、お知らせがあります。」
お知らせ?
「みんな、俺達がこの春から全国ツアーをやることは知ってると思います。」
『行くよーっ!』『楽しみ!』
なんて声が、観覧のファンたちから上がる。
私ももちろん応募した。
「それに際して、とある募集をかけることになりました!」
募集?
観覧のファンたちは『えーっ!なになにー!?』と、次々に黄色い声を出す。
こんなの初めてのことだ。
私も心なしか、ドキドキしていた。
でも、誰よりも、輝をすきでいる、という自信がある。
何も知らないけれど、こんなに私を夢中にさせてくれる人は、この人しかいない。
そんな、変な確信があった。
ご飯もきっともう冷めきってしまった頃、私はやっとそれを食べ始めた。
Rのバラエティーは、いつもRの特別ステージから始まって、そのあとは、メンバーたちが知らない土地へ行く企画だったり、ゲストを呼ぶ企画だったり、メンバーたちが別の仕事に挑戦する企画だったり、それらの映像を流し、見る、という感じだ。
でもこの企画に、あまり輝は出ない。多分個人の活動が忙しいからだ。
今日は悠と優太が、別の仕事に挑戦する企画だった。
優太は本当に18歳には見えないほど可愛らしくて、私はいつも癒されている。
番組も終盤に差し掛かった頃、悠がとあることを口にした。
「さて、今日も終わりに差し掛かってきましたが、ここで一つ、お知らせがあります。」
お知らせ?
「みんな、俺達がこの春から全国ツアーをやることは知ってると思います。」
『行くよーっ!』『楽しみ!』
なんて声が、観覧のファンたちから上がる。
私ももちろん応募した。
「それに際して、とある募集をかけることになりました!」
募集?
観覧のファンたちは『えーっ!なになにー!?』と、次々に黄色い声を出す。
こんなの初めてのことだ。
私も心なしか、ドキドキしていた。