スイッチ
早咲きの桜も散り急いでしまった頃、自分の気持ちの整理の為、母の残した物を片付ける為に出してみる。一つとして華やかな着物も奢った服も無い。 丁寧に慎ましく畳まれた母の服。母の生前の生き方を見るかの様。 どれもきちんとして凛としていて、とても私では敵わない程の強く、そして音の無い水の様な清く優しい人生。
< 75 / 75 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop