××型の彼!

彼女の恐怖



…朝、です。
あまり眠れませんでした。

これがきっかけで嫌われたりしないでしょうか?
あの女の子に乗り換えちゃうのでしょうか?

考えないようにしても目を閉じれば考えてしまう…。


眠たい目を擦りながら体を起こすと黄色く点滅している携帯が目に入った。

「っ!」

バッと携帯に飛び付いてパカッと開ける。
表示された名前は…【愛華】

…あ、れ。

私は何を期待していたのでしょう。
まさか、昨日の今日で悠斗くんがメールをくれると心のどこかで期待していたのでしょうか…?


ブンブンと頭を振り内容を確認する。



――――――――――

おっはー\(^O^)/
昨日、吹雪と一緒に
帰ったんでしょ?
心配してたよ↓↓
学校に来たら
相談してよね?

  ---END---   
――――――――――



朝、きていたみたい。
二人の優しさに涙が出そうになる。



悠斗くん―…





  私の中に恐怖、巡る―…


 
 
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