とりかえっこしようよ


「うわ〜、俺達お邪魔虫?」


「お邪魔虫は早く退散しなくちゃね!」



「え?

まだお料理残ってるよ!?」


「いいから二人で食べろよ」


「そうそう!

光ちゃん、月曜日、報告よろしくね〜!」



行ってしまった……。



いずれはきちんとプロポーズしたい。


そう思っていた。


そのために用意したものもある。


なかなかタイミングが掴めなかっただけで、あの二人が背中を押してくれなかったら、ずっと引き出しにしまわれたまま、年を越したかも知れない。





後に残ったのは、まだ皿に半分ほどある料理と、ボトルワインに缶ビール。


そして、いつになく緊張したひかりちゃん。



「まず、せっかくの料理がもったいないから、食べられるだけ食べて、残りは明日の朝の分にしよう」



ひかりちゃんの顔が赤くなった。


実家にいるひかりちゃんは、初めての時以来、うちに泊まっていない。



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