大きな花火と、小さな僕。

『これは神がくれたチャンス』だと思い





迷わず声をかけてみた。





「えみじゃんっ!」





「あっ、先輩…お疲れ様です!」





「おつかれー!

あっ、あのあと試合観に行ったよ」





「観に来てくれたんですか?
ありがとうございます。」





このようなたわいもない会話が





しばらく続いた。
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