青空の紙ヒコーキ
* * *

誰もいない…
ああ…
そういや卓球場に保健の先生待機してるとか言ってたっけ…?

とにかく寝かせないと…

俺ははるをベッドに寝かせた。

熱はそんなに無いような気がするけど…

多分疲労。

頑張りすぎなんだよ。はるは。


「これじゃ…卓球は棄権しなきゃだな。」



それにしても…

もう少し早く気付ければよかった。

卓球のときはあんまり異変を感じなかったんだけどな。

バスケまでの移動途中で冷えたからかな…?

にしたって…

倒れる前に抱きとめてやりたかった。

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