美女と美男の恋愛伝説2
「コウタ、おはよう。」

・・・・は!?
誰の声!?

アミはこの部屋に居ないし、母さんの声
じゃないし。

アイしか、居ないし。

・・・・・・!!
アイが、しゃべった!?

「ア、アイ。声でてるよ。」
「何言ってんの・・・コ・・・ウタ。」

やっぱり。

「コウタ・・・。やっと、しゃべれるよ・・・。」

俺もアイも泣いた。

「やっと、アイの声聞けるんだな・・・。」


アイが、泣き止んでリビングに行った。

「アイちゃんどうしたの?
 ・・・・・。あ。コウタが泣かせたんだ。
 お兄ちゃん、何アイちゃんのこと泣かせてんの!?」
「は!?俺、泣かせてないし。
 アイの声がでるようになったんだよ・・・。」
「声!?」
「だから。アイの声が出るようになったんだって!!」
「本当?アイちゃん。」
「う・・・うん。」
「ほ、ほんとうだ。よかったじゃん!!」
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