運命の恋~先生を抱きしめたい~
「そろそろ帰ります」


そう言ったけれど
「帰り送るから夕飯食べて行きなさい。」


おじさまが言った。



「なんだか真理子がいるような気がして
私たちも嬉しいのよ」



「でも・・・・」





「いいから、いいから」



三人でおしゃべりをして
おばさまが食事の支度にかかろうと
した時


「あ、あなた
あそこの半身あげを紅ちゃんに
食べさせてあげたいわ。
すごく美味しいから
付き合ってくれない?」



「お、いいね~
にぎやかな夕飯になりそうだ。」



すぐ帰ってくると言って
二人は半身あげを買いに出かけて行った。
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