運命の恋~先生を抱きしめたい~
私は花束をひろった。



「すまない・・・。
少し酔ってて・・・・
とんでもないことを………」



先生はいつもの
冷静さを失って私に言った。


 かわいい



私は新しい一面を見たことを
嬉しく思った。



「いいえ…私も真理子さんのお部屋に
お邪魔していたから
ごめんなさい……」



「どうしておまえがいるんだ?」
先生の目が私を見ている。



心臓が早く打って
胸が高鳴った。
< 144 / 427 >

この作品をシェア

pagetop