運命の恋~先生を抱きしめたい~
「紅の匂い…懐かしいな……
柔らかくてほんわかしてて
真っ白なモチみたいだ」



「モチって・・・・」



琉仁の大好物だった餅



「モチたべた~い」



そう言うと私を餅にして
遊んでいた。



「琉・・・・・やめて・・・」




「わかってるって・・・・」



そう言いながらも
琉仁の唇が耳たぶに触れた。



「紅・・・の弱点・・・・」



「琉・・・やだって・・・」



「紅・・・好きだ・・・・
ずっと忘れられなかった・・・」



琉仁はそう言うと
私の首筋に吸いついた。
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