運命の恋~先生を抱きしめたい~
嫉妬
狭い路地は私と琉仁を密着させた。



「なんでこんなとこなの?」



琉仁は私の上に覆いかぶさって
耳に息をかけた。



「いや~」私はこちょばしくって
身を縮めた。


「あはは・・・
相変わらず耳が弱いんだ~」

琉仁は私を見て笑った。




「もう…ふざけないでよ。
出ようここ・・・」


琉仁の息まで感じるここは
少し私を 緊張させている。



「いいじゃん・・・
もう少しこうしていてよ」


琉仁は私を抱きしめた。



 まずいよ・・・


「琉仁、浮気はやばいしょ?」


わざとに明るく言った。
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