運命の恋~先生を抱きしめたい~
その日 迎えにきた琉仁が声をあげた。



「どした?その頭?
カラスみたいに黒いけど。」



「いいの。
もう髪の毛の色なんてなんでも……」




「元気ないな。」



琉仁がいつものようにキスをしても
私は上の空だった。


「変だぞ?」


「そう?いつもと同じだよ。」


めんどくさくなって
自分からベットにもぐりこんだ。


「来て、琉仁・・・・・」


琉仁は勢いよく覆いかぶさった。


昨日までとは違う・・・・
何が違う?


あの人の姿が焼き付いている。


私もあんな風に愛されたいって……
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