運命の恋~先生を抱きしめたい~
「今日はごめんなさい・・・」



「あ、もういいよ。
ただご両親もそばにいないのだから
気をつけて付き合いなさい。」



「付き合ってるつもりはないもん。
偶然会って迎えに行くって
明日も来るかもしれない。
来たら、どうしようって……」


声が涙で震えた。


「先生・・・・
私を軽蔑するでしょ?
キライになるよね?
バイク……キライでしょ?」



「憎いよ・・・・・
とくに爆音で走ってる奴ら
今は一種のトラウマだな。
法がなければ叩きつぶしたいくらいだ。」


先生の顔が真顔になった。



「ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・・」



「どうしておまえが
謝るんだ?」



先生が私を覗き込んだ。


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