運命の恋~先生を抱きしめたい~
雪が舞い落ちてきたのは
それから一カ月くらいたった12月



琉仁からはあれから
何も言ってこなかった・・・・



私はホッとしていた。



琉仁はきっとただ
あの時イライラしてたのかも
知れない・・・・・



彼に何かしたらどうしようって
心配してたから
私は彼に全部を話した。



きっと子供が生まれて
落ち着いたんだってそう思ってた。




雪で全てが覆い尽くされた頃には
私は琉仁のことを忘れて


高校生活を楽しもうとしていた。



「紅~早くおいでよ」



友人が呼んだ。



「今行く~~~」


私は友達のところに走って行った。
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