運命の恋~先生を抱きしめたい~
校長が
「残念なことだけれども
月城 紅 さんは退学されることに
なります・・・・」



俺は耳を疑った。

「退学?退学ですか?」


「今おとうさまから
退学届けをお預かりしました。」



「月城先生 紅さんに何かあったんですか?」


俺はパニック状態だった。


「病気が悪いんですか?
紅さんはやっと友達もできて
楽しそうにし始めてて
なぜやめるんですか?」


教頭が詰め寄る俺の肩を
静かにたたいた。


「佐藤先生・・・・」



「電話で話した時は
なにも言ってなかったから
病気なんですか?」


また真理子のように
病魔にもっていかれるんだろうか



俺は抑えきれなかった。
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