運命の恋~先生を抱きしめたい~
手をつないでスーパに出かけた。


帰ってきたら
最初は恥ずかしかったお風呂に
一緒に入って
錬が今日あったことを
話してくれる


錬のシャンプーは上手だった。



熱いのが苦手な錬はすぐ
湯船から出てしまおうとするから

一緒に100まで数える


「熱い、熱い!!」



「もう少しだって~」


楽しい・・・
すごくすごく幸せ


私の作った食事を絶賛しながら

「あ~~ん」と口を開けるから
私が口にトマトを入れてあげる。


「トマトキライだけど・・・
食べたぞ~~~~」


知らなかった錬の顔が見えてくる



けっこう甘えっ子だったり・・・
おこちゃまだったり
暗い部屋が嫌いだったり


顔を洗うのが苦手だったり


いろんな顔を知るたびに
もっともっと好きになる・・・・


「錬は魔法使いだね~」


「何が?」



「私どんどん好きになる
昨日より今日…きっと明日はまだ
好きになってるわ。」


錬は私を後から抱きしめる・・・・
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