偽りなき恋
先生はカーテンを閉めて部屋を薄暗くして睡眠治療が始まった。


微かな照明の灯、心が安らぐ音楽、自然の森の香りがタカシの心を落ち着かせ徐々に睡眠状態に入っていた。


おでこに先生の手の平が乗せられている。



・・・・・・・・・・・・・・・気が付くと先生の手は退けられていて、先生は難しい顔をしていた。


『先生どうでした?』
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