偽りなき恋
『何を言ってるんですか?
何かの間違いじゃないですか?』

『間違い無く貴方の指紋でした。
車はナンバープレートを変えた盗難車でした。あそこに車を乗り捨てた人は、相当焦っていたようで指紋を拭き取っていたようですが拭き残しが有り。2つの指紋が出ました。

・・・しかもフロントには何かにぶつかった跡が有りました。それも、服の繊維らしき物が少量出てきました。貴方が着ていた服と同じような繊維が・・・しかし時間が経ち過ぎているため特定はできません。』

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