青空ways
サクラナミキ

き ら き ら

  

リンリンリンリン・・・

目覚ましのうるさい音が鳴り響く

「もう・・・うるさいなぁ・・・」

嫌々にめざましをとめて重い体をおこしてカーテンをあける

雲ひとつない青空 

「今日から登校かぁ・・・」

あたし 真中 ちな。今日から高校1年生

超超超きんちょーがとまんなくて昨日もねれませんでしたっ

いざ!桜凛高校へ!ちょっくげきぃー!

「お母さん、おはよ」

お母さんはお弁当を作りながら新しい制服を着ているあたしをみた

「あらっ 似合ってるじゃない!今日からがんばりなさいよ!!」

笑顔をつくってガッツポーズ

「うん!行って来ます!」

お母さんとハイタッチをして運命のドアをあけた

ビューっと風がふきだした

新しい生活 新しい仲間 新しい・・・・恋 !!

ゼンブゼンブがきらきらしてるんだ

自転車に鍵を入れてブレーキを確認してペダルをこぐ

早く早くっ風を切るんだ

坂を思いっきりくだる

「ち――――――――な――――――――!!!!!!!!!」

急ブレーキをかけて後ろを見ると幼なじみの紺野 里奈が全力疾走でやってきた

「おはよっ!!ついに今日からだね!!」

「そうだねっ!!がんばろうね!!」

あたし達は自転車をこぎまくって高校に向かった

これからのせいかつが変な方向にすすんでいくとも知らずに・・・

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