青空ways

衝突


さくらがちりちら降る桜凛高校につくとクラスの下にたくさんの名前。

「あぁ・・・何組だろうっ!?」

里奈が目を光らせて笑ってる

「里奈とは同じクラスになりたいよぉっ」

「うちもだよ・・・緊張するなぁ」

うちも里奈もドキドキがとまらない

毎年なぜか同じクラス

今年もおなじでありますように と願っちゃったりします

「あたし!先にいってっから!!」

里奈はあたしをおいて走っていってしまった

「もうっはやいよ」

でも、この学校のにおいはすごく好きだな・・・

あまいハチミツのようなにおい

なんかねむくなる・・・・・・・

っドン!!

前にいた人にぶつかっっちゃったっ

倒れこむ2人

「・・・ってぇなぁ」

頭をかきながら立つ赤い髪の毛のヒト

「すっすいません!だっだいじょうぶですか!?」

あわてて謝る どうしようどうしよっ

「ぁぁ…大丈夫」

「あのっ・・・血が・・・っ」

彼のひざには赤い液体がダラダラと流れていた

「おおー、あっ気にしないで よゆーだよこんなのw」

見た目のわりに可愛い笑顔

ぼーっと見つめてしまう

「なに?俺にほれっちゃッたの?」

見つめていた自分なにやってんの!!!!

「ち、違います!!これ使ってください!!」

とりだしたのは黄色のハンカチ

「大丈夫だって・・・っておい!」

あたしはめっちゃ恥ずかしくなって走って逃げた

自分のばかばかばか!

里奈がいる場所をめざして走った

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