恋する乙女
その夜。
あたしは、部屋で1人、音楽を聴いていた。
頭の整理が全くつかない・・・。
そんな自分にすごい腹が立つ。
永田幸一かぁ・・・。
まだ、そんなにじっくりと顔見てないんだよな・・・。
幸一と・・・
似てんのかな?
分かんないよぉ~。
みかるに相談しよっかな・・・。
携帯に手を伸ばした瞬間。
―――コンコン――
窓が叩かれた。
はっ!?
何だ!?
イタズラかな?
よく石投げてくる奴いるし・・・。
―ッ!!
も、もしかして・・・泥棒!?
えっ!?
ちょっとどうしよ・・・。
こ、怖いんだけど~・・・。
マジで、誰!?
そっと立ち上がり、カーテンのすそから顔をのぞかせた。