恋色想い
夕食の支度をしながら、必死に考えた。
…確かにお兄ちゃんの話はしたけど。
でも、お兄ちゃんの顔を見せたことは一度もない。
まして、本物のお兄ちゃんを紹介したことなんてない。
なんで…
知ってるんだろう?
その前に、お兄ちゃんに何の用があったんだろう…?
考えてみたけど、結局なんにも分からなかった。
「っヤバイ!お肉焦がしちゃってる!」
ぼーっとしてると、夕食で食べるはずのお肉がフライパンの上で炭になりかけていた。