天使降臨 (『小説・堕天使無頼』改題)


繭がメリメリと割られる。


サキの白い翼が。

こじ開けられてゆく。


どのくらい


この俺が、
堕天使としての俺が
人間としての俺が



こうして「存在」できたと思っている!




無頼の堕天使をナメるんじゃない!!
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