姫密桜
包装紙をあけると
真っ白な箱に
リボンが付いている。

その中には・・・

キラキラと輝く
ネックレスがあった。

私は、声にならない・・

槇は、脱いだブレザーを
机に置いた。
 
「お前のダチと同じ
 ネックレスだ
 
 デザインは違うけど
 二つも、いらなかった
 よな?
 
 やっぱり
 お前に、聞いてから
 買えばよかった
 失敗した・・・」

何も言わない私・・・

槇は、きっと私が
ガッカリしているのだと
思ったに違いない。
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