姫密桜
「今朝、知り合って勢い
 で友達になったの」

「うそ、すごいね
 羨ましい
 
 彼の事を狙ってる子
 多いんだよ
 
 中学の頃から、彼
 もててたし」

那智の事を話す彼女の目
がキラキラと輝く。

「中学
 ナチと一緒なんだね
 彼の事、好きなの?」

「好きだなんて・・・
 そんなこと無い無い
 私なんて、絶対無理
 手の届かない人だよ」

耳まで真赤になる

彼女。
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