先輩の背中



「俺の好きな人、お前じゃないと思ってただろ?


残念。



俺はずっと前からお前を見てたんだ」



そう言って先輩はアタシに自分の着てた学ランをかぶせた。


そしてアタシの手に何かを握らせた。




手を開いてみると、



ボタン。




先輩を見上げると、優しい顔で微笑んでた。



「それ第二だぞ?
しかも学ランつき。


俺優しい~」



そんなあ…。


こんなことされたら、涙が抑えられないからー…。





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