花鎖
どんなに時を廻っても、それは最後に戻ってくるから。
だから、だから『かえる』事は出来ない。
もう戻れない。
出来事を変える事も、あの日に帰る事も。
踊りましょう、笑いましょう、狂いましょう!
血に染められたこの森は、あなたが生まれる前から狂い果てていました。
嗚呼、悲しきかな。愛くるしい少女はそれに気が付いていない。
グシャリ。
綺麗に咲いていた花園の花を、握り潰しながら健やかに微笑むレイ。
グシャリ、グシャリ、グシャリ。
それを幾度となく繰り返し、やがて声に出しながら笑い出す。
まるで、これからの事が楽しくて仕方が無いように。