アンダーハート・アタシが必死で愛した「アタシ」
送ると返事を待つことになる。 それはそれで辛かった。 こんな恋愛を楽しめる程、大人ではなかった。 (我愛ニィ~) 中国語より、好きな人のハートを射止める方法を教えてほしい。 頭の中は、ハートマークでいっぱいだった。 メールの返事のないまま、一週間が過ぎた。その間、寂しさを埋める様に、健太とのセックスに励んでいた。 以前より積極的になったミナコに、健太は喜び、尽くしてくれた。結局、童貞だった健太はオンナのコを気持ちよくさせるすべを知らなかっただけだったのかもしれない。 ミナコが積極的になることで、ふたりのセックスは充実していた。 「おつかれさまでした~。」 週末、トワイライトの営業が終わった。 お店が終ると、すぐ携帯をチェックするのが、ミナコの最近の習慣になっていた。 (もぅ駄目か、、。) 諦めかけていた頃だった。 松崎からメールが入ってい
< 26 / 51 >

この作品をシェア

pagetop