年下との恋愛

翔の気持ち


――…
…―――――


「あ、もしもし?杏ー?」


「なに?」


「今日、翔がさあ…」


そして翔の事を話した


「実結」


「ん?」


「もしかして、まだきずいてない?」






何に?



「気ずく?」


「まだ気ずいてないわけ?」


「…なにを?」


「翔の気持ち」


因みに、杏と翔は仲がいい


「ん?翔の気持ち?」


「もう、2人見てるとムカつく」


「なにそれ」


「翔の一番身近な女の子は?」


「あたし?」


「うん。てことは?」


「ん?」


「翔の好きな人は?」


「…ん?」


「翔の好きな人は?」


「あ…た…し?」



















「正解」




「えええ?あ、あたし翔に凄い事言っちゃったよ!ちょっと行ってくるね!!」


「…はいはい」

翔の家にぴんぽんする

ガチャ

出て来たのは翔のお母さん

「あら、実結ちゃん。翔なら部屋よ。ゆっくりしてって♪実怜にはゆっとくから!」

実怜とは私のお母さん

私は翔の部屋の前まで走って行った

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