あなたに会いに来ました


「誠さんやっぱり強いな~」
外から見ていた沖田が呟いた
そして嬉しそうに
「これから誠さんも隊士か♪
稽古が楽しみだ」
と言って去って行った



道場の中では
土方が誠にこれからの事を話していた
「とりあえず、今から
近藤さんに報告しに行け
刀は今日は総司が非番だから一緒に
買いに行ってこい」

「はーい」



誠は道場を出て近藤の部屋に
向かっていた
その途中で見慣れた後ろ姿を見つけた

「沖田さーん♪刀買いに行くの
付き合って下さーい」

「誠さん!いいですよ
準備して待ってますね」

誠は沖田にお礼を言って
近藤の部屋へ向かった

「近藤さん、失礼します」
誠は一声かけて近藤の部屋に入った


「誠くん!試合はどうだった??」

近藤は誠が怪我をしていないか
本当に心配していた

「勝ちました!!
私も相手の人も無傷ですよ
これで私、隊士でいいですよね??」

「約束だからなぁ
でも絶対無理はしないでね」

「分かりました
今から沖田さんと刀を買いに
行ってきますね」

「気をつけて行っておいで
誠くんお金無いだろ??
はい。これだけあれば
買えると思うから」

近藤は誠にお金が入った
袋を手渡した

「近藤さんありがとうございます!!
じゃあ行ってきます」


誠は近藤の部屋を出て
沖田を迎えに行き、
街へ出掛けた



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